山極 壽一

山極  壽一

山極  壽一

顧問
山極  壽一 (やまぎわ じゅいち)

1952年東京都生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院博士後期課程単位取得退学により理学博士号を取得。屋久島でのニホンザル研究やアフリカでの野生ゴリラの社会生態学を中心に長年研究に従事し、霊長類学・人類進化論の第一人者として知られています。

研究者としてだけでなく、著書も多く刊行しており、代表作には1993年の『ゴリラとヒトの間』(講談社現代新書)、1997年の『父という余分なもの』(東京大学出版会)、2007年の『暴力はどこからきたか ― 人間性の起源を探る』(NHKブックス)があります。

2020年まで京都大学総長を務め、2021年より総合地球環境学研究所所長に就任。さらに、2025年の大阪・関西万博ではシニアアドバイザーも務めています。

当団体の創設者・森啓子がかつて山極さんのフィールドを取材したご縁から出会い、その思いと志が通じ合ったことを契機に、顧問にご就任いただきました。人と自然が共に生きる社会の実現をめざす活動に、山極さんは深い見識と温かな眼差しで寄り添ってくださっています。

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